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港町から山へ駆ける。気仙沼トレイルランニングのススメ

未分類 2026/04/13

山と海が近い気仙沼。
「山海至近」と呼ばれる地形にもってこいのスポーツが、トレイルランニングです。今回は、私が実際に走ってみて感じた「気仙沼トレイルランニング」の楽しみ方を紹介します。

海を見ながら登る、安波山のトレイル

▲安波山の登山地図

内湾から走り出し、町中の商店の間を上っていくと、やがて安波山の登山道に繋がります。
舗装された道から土の道へ。足元の感触が変わる瞬間です。
この瞬間、町中や舗装路からいきなり山に入る感じが、私はけっこう好きです。「これから山に入るんだな」と、少しわくわくする気持ちになります。

▲舗装路から山道へ

木々の間を進んでいくと、ふと視界が開くと頂上に。
見渡すと、さっきまでいた港の町と海が広がっています。青い海、並ぶ漁船、ゆっくり流れる雲。
この景色を見ると、疲れも吹き飛びますし、”気仙沼を走っている”感じがたまりません。

▲安波山山頂から見下ろす気仙沼湾

里山だからこそ、ちょうどいい練習になる

トレイルランニングは、舗装されていない山道を走るスポーツです。
登りでは脚の力を使い、下りではバランスを取りながらスピードを調整します。
その練習にぴったりだなと感じたのが、気仙沼の山でした。

安波山は標高が低めですが、登りと下りが程よく続き、路面も土や落ち葉、石などさまざま。
特に下りは、足の置き方を考えながら進むので、自然と体が鍛えられていく感じがします。

海へ向かうトレイル。唐桑へ

気仙沼らしい本気のトレイルを楽しむなら、往復約30kmのこのコースがオススメです。

内湾地区→安波山を登る→鹿折・大島→ 舞根峠を越えて→唐桑へ

港町の景色を見ながら走り始め、安波山へ。安波山からさらに山道を進み、舞根峠を越えていくと、だんだんと唐桑の自然が近づいてきます。


唐桑に入ると、リアス海岸の景色が広がり、海の存在がぐっと近くなります。「宮城オルレ 気仙沼・唐桑コース」のエリアでもあり、海岸線や森の道、集落の道などを歩いて楽しむトレイルとして整備されています。森の道、集落の道、海岸の道。
景色が次々と変わるので、走っていても飽きることがありません。

唐桑に着くころには、距離以上にいろいろな景色を旅したような気分になりました。
もし時間があれば、海を眺めながら少し休憩してみてください。
走ったあとの潮風は、とても気持ちよく感じました。

走ると、町の見え方が変わる

トレイルランニングをしていると、
普段は通らない道に出会います。
こんなところに山道があったんだ。
ここからこんな海の景色が見えるんだ。
私自身、走るたびに気仙沼の新しい表情に出会っている気がします。

▲唐桑の海

観光で訪れた方も、もしランニングシューズを持っていたら、少し山へ足を伸ばしてみてください。
港町のなかに広がる山。
その山を越えてもまた海がある。
走り終えたあと、「この町の地形って面白いな」と、きっと感じてもらえると思います。