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「ご縁を結ぶ」けせんぬま御朱印めぐり後編 | 【テスト】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん

気仙沼の神社やお寺を巡ってみませんか?

「ご縁を結ぶ」けせんぬま御朱印めぐり後編

おすすめ 2023/05/12

気仙沼を愛する市民ライター「みきの」です!
前編に引き続き、気仙沼で御朱印をいただける寺社をご紹介していきます。
前編はこちらからご覧ください↓

★この記事の前後編でご紹介する神社・お寺のMAPはこちら↓

古谷館八幡神社


気仙沼市は「全国で最も熊谷姓が多い町」と言われ、同市内の熊谷姓は小野寺姓に次いで二番目に多いと言われています。気仙沼の熊谷姓の多くは、源平合戦で有名な「日本一の剛の者」熊谷次郎直実の孫、直宗を祖とします。古谷館は気仙沼熊谷氏が築いた城のひとつで、各城館には八幡様がお祀りされたことから後に、「古谷館八幡神社」と称されるようになりました。特にスポーツや受験など頑張っている人を応援してくれる勝利の神様で、地元でも必勝祈願に訪れます。

東日本大震災後、熊谷直実の御縁で気仙沼の早期復興を願って埼玉県熊谷市から早咲きの八重桜・熊谷桜の苗木が熊谷市民の方の温かいメッセージとともに届けられました。今も「花の嫁入り」として熊谷市民のみなさんが桜の苗を届けてくださっています。春になると、この熊谷桜をはじめ、樹齢400年と言われるエドヒガンザクラ、ソメイヨシノが咲き誇り、訪れる参拝者の目を楽しませてくれます。御朱印も春には通常の御朱印に桜の印が入るんですよ。また、高台にあるため、境内からは気仙沼湾の海と気仙沼大島を眺めることができます。

古谷館八幡神社
住所
気仙沼市松崎中瀬89-3
電話
0226-23-0352
受付時間
9:00~17:00(場合によっては対応できない事があります。)
御朱印について
直書き・書き置き

大嶋神社


気仙沼大島にある亀山の中腹に鎮座する神社で、創建1000年以上の歴史を誇ると伝わる地域を代表する古社です。社殿内の大きな岩は神霊が宿る磐座であり、大嶋神社の御神体となっています。田植えの季節になると、この御神体として奉る巨大な石の上に「たにし」が上り、毎夜青い光を放っていたという言い伝えが残っています。今でも地元ではお田の神様と呼ばれ、五穀豊穣、大漁、航海安全など御利益は多岐にわたり、海上安全、大漁満足を祈願する海の人々の参拝が多く、また、家内安全、交通安全、商売繁盛祈願のために島内外の人々の参拝も絶えません。

この大嶋神社は、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のロケ地にもなり、今ではロケ地をめぐりながら大嶋神社へ参拝される方も多く見られます。
作家の水上不二氏が「大島よ永遠に緑の真珠であれ」と称えた気仙沼大島。大嶋神社境内からはその美しい景色を眺めることができ、見渡す海の景色に癒されます。大嶋神社からさらに上へ上っていき、亀山山頂の展望台へ行くと、晴れていれば昼は絶景の大パノラマ、夜には満天の星に出会えるので、ぜひ山頂展望台まで足を延ばしてみてください。

大嶋神社
住所
気仙沼市亀山1番地
電話
0226-28-2966
受付時間
9:00~16:00(場合によっては対応できない事があります。)
御朱印について
直書き・書き置き

地福寺


地福寺は、気仙沼市岩井崎に江戸時代より続く臨済宗妙心寺派のお寺であり、本尊は気仙沼市の文化財に指定されている「延命地蔵菩薩坐像」です。昔から有名な延命地蔵の話もあり、「生」についてはとても力のある寺社で、長寿・延命祈願のパワースポットとしても東北随一と言われています。

地福寺は震災時に駐車場が指定避難所になっており、近隣の気仙沼向洋高校の生徒が教職員の誘導で一時避難した場所ですが、その後、さらに大きな津波が来るという情報で、より遠くへと避難しました。津波が迫る中、ご住職はご本尊である延命地蔵菩薩坐像を背負って逃げ、九死に一生を得たそうです。震災で本堂は梁のみを残して全壊となりましたが、全国からの多くの支援により復旧しました。被災現場を見て立ち尽くす人々に、手を合わせて祈って頂きたいとの思いで「祈りの広場」が整備され、地元の方々や訪れた方が手を合わせる場所となっています。
御朱印は、通常のご朱印の他に震災時に避難所で避難されている方々を励ました言葉の絵付御朱印など何種類かあります。

地福寺
住所
気仙沼市波路上牧44
電話
0226-27-2163
受付時間
9:00~17:00(場合によっては対応できない事があります。)
御朱印について
書き置き

御嶽神社

御嶽神社は、気仙沼市の南に位置する本吉町津谷に鎮座しています。「金の御嶽」と呼ばれた奈良吉野の金峰山は「御嶽詣」で賑わい、子授け・安産の神として信仰を集めています。1201年、この地より蔵王権現を勧請し祀ったことが御嶽神社の始まりと伝えられており、子守りの神様として子どもたちの健やかな成長を見守ってくれています。境内はきれいに手入れされ、清々しさとともにツツジや梅、百日紅などの花が咲き、四季折々の表情を見せてくれる地元の人たちに愛される神社です。

里宮から西に見える御岳山山頂には奥の院と鐘楼、参道には樹齢400年と言われる「永寿の杉」が力強い姿を見せてくれます。
毎年10月に行われる例大祭では、里宮から出御したお神輿が御嶽山の社殿まで担がれ、御神職と氏子有志が一晩奥の院にてお夜籠りをされるとか。翌朝、お山を出発すると街中を渡御したお神輿は海岸へと向かい、「御潮垢離神事」が斎行されます。また、3年に一度秋のおまつりに奉納される「山田大名行列」は、約200年前、山田村に流行した疫病の平癒を神社に祈願したことが始まりと伝えられている伝統行事です。色鮮やかな半纏を纏い、行列の一行はお神輿の先払いとして練り歩き、無病息災、五穀豊穣を願います。この山田大名行列には様々な年代の方々が参加しており、何世代にもわたって伝統が受け継がれています。

御嶽神社
住所
気仙沼市本吉町津谷舘岡17
電話
0226-42-2432
受付時間
9:00~16:00(場合によっては対応できない事があります。)
御朱印について
直書き・書き置き

観光で気仙沼に訪れた方も、お近くの方も、気仙沼の歴史を感じられる御朱印巡りをしてみてはいかがでしょうか。