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葉も実も活用。「唐桑」と同じ名を持つ「大唐桑」 | 【テスト】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん

気仙沼の海のあじ、山のあじ 第10回

葉も実も活用。「唐桑」と同じ名を持つ「大唐桑」

未分類 2022/09/29

豊かな自然に囲まれている気仙沼。生産現場に関わるみなさんの声とともに、四季折々の「海のあじ、山のあじ」をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、気仙沼市唐桑町で栽培されている「大唐桑(おおからくわ)」。大唐桑栽培愛好会の玉川浩嗣会長にお話をお伺いしました。

名前がきっかけで始まった栽培

気仙沼市唐桑町で栽培されている大唐桑は、養蚕で使用される桑の葉とは異なり、実や葉を加工するために改良された桑の品種です。栽培が始まったのは、気仙沼市に合併される前の2003年のことでした。

大唐桑が栽培されるきっかけとなったのは、やはりその名前です。この地域と同じ名を持つ「唐桑」という地名が入った品種で、地域の特産品を開発しようと、栽培が広まりました。

葉と実を加工品に

大唐桑の特徴は、実も葉も通常の2倍以上の大きさで成長すること。
葉を乾燥させて作る桑茶は、ノンカフェインで苦味や渋味が少なく、青汁のようなクセもないので、飲みやすい健康茶として人気です。

また、粉砕することで桑茶パウダーになり、桑茶パウダーを練り込んだうどんやパスタとしても商品化されています。

▲桑の葉うどんは半造レストハウスのメニューにも。ツルツルとした喉越しの良い麺です。

実は自然な甘さと酸味があり、主にジャムとして加工されています。今年からは「桑の実ゼリー」も開発されました。

▲ジャムを固めたような凝縮した味わいの桑の実ゼリー

大唐桑の製品は、半造レストハウス、大島ウェルカム・ターミナル、大谷海岸道の駅などで販売されています。

大唐桑
収穫時期
桑の葉(7月〜8月中旬)、桑の実(6月〜7月)
特徴
葉と実が大きい
生産者
大唐桑栽培愛好会

▼気仙沼の「海のあじ、山のあじ」をご紹介しています。