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東日本大震災を知る・学ぶ・体感するスポット | 【テスト】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん

東日本大震災を知る・学ぶ・体感するスポット

おすすめ 2021/02/01

気仙沼に大きな被害をもたらした東日本大震災。
あれから10年。その記憶を後世に残し未来の防災に役立てるべく、多くの人が尽力しています。
この時期あらためて伝えたい、震災の脅威や被災の状況について知ることが出来る、市内のスポットをご紹介します。

知る・学ぶ・体感する5つのスポット

1.気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
2.気仙沼 海の市
3.風待ちエリア散策
4.折石、津波石
5.リアス・アーク美術館

(1)気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館


2011年3月11日の東日本大震災の津波で大きな被害を受けた気仙沼向洋高校。
その旧校舎を震災遺構として残し、展示資料や研修会場を備える「伝承館」を併設した施設です。
震災時、津波は校舎の4階にまで達し、建物に甚大な被害をもたらしました。
「このあたりの地域の人は、日頃から防災の意識が高かった。そうしたこともあって大きな災害の中、学校では犠牲者を1人も出さずに済みました」と館長の佐藤克美さん。
建物と共に、そうした人々の行動も後世に残していきたいと佐藤さんは願っています。


入館してからは、最初に伝承館で東日本大震災の当時の様子を映像で見ます。
津波が来襲する映像には、大きな衝撃を受けることでしょう。
その後、校舎内へ移動し被災した建物の姿を見学。柵などは設けられていますが、各教室は漂着した車やがれきなどが当時のまま。
津波被害の恐ろしさを感じずにはいられません。


東日本大震災のことを、さらに詳しく臨場感を持って知りたいという人には「語り部ガイド」もオススメです。
1名から20名まで6000円で受け付けていて、10日前までに事前予約が必要となります。
多くの被害をもたらした東日本大震災の記憶、そして被害をそのまま伝える貴重な施設は、国内はもとより海外からも注目を集め、たくさんの外国人も足を運んでいます。

所要時間
1時間30分
所在地
気仙沼市波路上瀬向9-1
開館時間
9:30~17:00(10~3月は~16:00)
定休日
月曜(祝日の場合は翌日休)、祝日の翌日(土日、GW期間は除く)、
12月29~1月4日
料金
大人600円、高校生400円、小・中学生300円
問合せ
0226-28-9671
HP
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

(3) 気仙沼 海の市


気仙沼港に面した海の魅力がぎっしり詰まった観光施設です。グルメ、ショッピングが楽しめるとともに、2階の「シャークミュージアム」では、サメの魅力をさまざまな角度から紹介しています。1階のグルメコーナーには、寿司店、まぐろ専門店、三陸魚介をアレンジした料理が並ぶレストランなどがあり、気仙沼の海の幸を気軽に味わえます。
1階の各鮮魚店では、水揚げされたばかりの魚介を、産地直売価格で購入できるとあって人気。
冷凍魚や水産加工品なども豊富に揃っているのでお土産にもおすすめです。


2階のシャークミュージアム内では、東日本大震災のコーナーもあります。震災被害の状況や気仙沼の復興の今を伝える「震災の記憶ゾーン」、多くの支援者からのメッセージを伝える「絆ゾーン」、そして甚大な被害から復活し活気を取り戻しつつある気仙沼の海を紹介した「海と生きるゾーン」の3つの展示が見られます。
震災の記憶ゾーンでは、行政経験者や避難所管理者、仮設住宅で暮らしていた方々などによる、被災時の経験を試聴できるコーナーを設置。時間は1人あたり2~4分程。生の声を聴ける貴重な展示となっています。

所要時間
60分
所在地
気仙沼市魚市場前7-13
営業時間
8:00~18:00(10~4月は~17:00)
シャークミュージアム 9:00~17:00
定休日
1~6月 不定休(平日)
7~12月 無休
※飲食店の定休日は各店にご確認ください。
問い合せ
0226-24-5755((株)気仙沼産業センター )
入館料
シャークミュージアム 大人500円 小学生200円 未就学児無料
※氷の水族館との共通券あり
HP
気仙沼海の市

(4) 風待ちエリア散策


気仙沼湾最奥部にある内湾地区は、かつて港を出る帆船がこの地で船出に適した風を待つ場所でした。
そうしたことからいつしか「風待ち地区」という呼び名に。
なんとも港町らしい名ですが、東日本大震災で、この地区も大きな被害を受けてしまいました。
しかし、現在、震災当時登録有形文化財であった5棟などが中心になり、修復・再建に取り組み、かつての地区に輝きを取り戻そうとしています。

風待ち地区の代表的な建造物として知られるのが「男山本店」「角星」「武山米店」「三事堂ささ木」「小野健商店」などです。これらは国内外の支援を受けて修復を行なわれ、すでに4施設が再建を終えかつての姿を取り戻しています。気仙沼ならではの風待ち地区をぶらりと散策してみるのもいいですよ。

(5) 巨釜・半造(折石)


狭く複雑に入り組んだ地形のリアス式海岸が広がる気仙沼。
長年の波の浸食によって、奇岩怪石が多く見られますが、なかでもよく知られるのが巨釜・半造にある「折石」です。海中からそびえ立つ高さ16mの大理石の石柱で、1896年の大津波の際に先端が折れてしまったことから折石と呼ばれるようになりました。
津波で折れる前は「天柱岩」と呼ばれていたそう。
また、唐桑町神の倉には、東日本大震災の津波によって打ち上げられた「津波石」が見られます。
大きいものは高さ6mにもなるという大石で、津波の威力を感じられることでしょう。

 

5.リアス・アーク美術館

 

常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」(許可を得て撮影しています)

ここには、東日本大震災発生直後より学芸員の方々が記録・調査のために撮影した写真が203点、被災物が155点が収められており、震災直後の街の様子を広く見ることができる唯一の場所です。

当地域を襲った過去の津波に関する資料など137点も展示されており、過去の津波被害や「過去に津波があった地域はまた津波がやってくる」という学び。別展示室では三陸沿岸地域の歴史や文化、人々の暮らしについても知ることができます。

問い合わせ
TEL 0226-24-1611
FAX 0226-24-1448
所在地
気仙沼市赤岩牧沢138-5
営業時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
毎週月・火曜日/祝日の翌日(土・日・祝日を除く)
観覧料
常設展 一般500(400)円/大学・専門学生400(300)円
高校生300(200)円/小・中学生150(100)円
※()内は20名以上の団体料金となります。
企画展
展覧会ごとに設定(展覧会情報をご覧ください)